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星乃めあ(MaiR)というVSingerの軌跡と未来

 

1.最初に

この記事は、僕が星乃めあという存在に出会ってから、一ファンとして、星乃めあを応援していく中で、考えたこと、感じたことをただ垂れ流すものになっています。自分語り的な側面がどうしても出てしまいますが、気になる方は星乃めあの今までの軌跡を少しでも感じていただければと思います。

2.星乃めあとの出会い

僕が星乃めあという存在に出会ったのは、YouTube広告で見た「Wherever you are/ONE OK ROCKという楽曲でした。この曲自体は知らなかったですが、その頃月ノ美兎さんなどにじさんじを中心に、ちょうどVTuberに興味を持ち始めたこと、そして、歌声が声優の内田真礼さんに少し似ていたこと、そして歌がとても上手いという理由から、星乃めあチャンネルの歌ってみた動画を見始めました。

 

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歌ってみた動画を眺めている中で、飛び抜けて目に飛び込んできたのは「ジェットロケット/LiSA」という文字列でした。

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LiSAさんはアニソンアーティストとして、今では紅白に出るくらい人気の高く、実力のある凄い方です。

 

VTuberの歌ってみた動画では、crossing field等のSAO関連の楽曲、鬼滅の刃の楽曲など有名なアニソンはよく見かけますが、そんなLiSAさんの楽曲の中でタイアップが全くないこの曲をチョイスとしているという事実に、僕は度肝を抜かれました。

 

本当にLiSAさんを尊敬していて、その中でも大好きな曲をファンの人にも聴いてほしいという思いが詰まっているような気がして、個人的にとても印象に残っているのを今でも覚えています。

 

そして、もう一つ僕の中で印象に残っているカバー動画があります。それが、

「オーケストラ/BiSH」です。

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BiSHは、いわゆる地下アイドルとして活動を始めて、そこから紅白に出るくらいまで人気になったアイドルです。

 

この曲も、BiSHの中では、一番有名で人気な曲だと思いますが、VSingerでこの歌ってみたを上げているというのもなかなか見ないので、個人的にはめちゃくちゃ刺さりました。

他にも色々と推しポイントはありますが、主にこういう経緯で、僕は星乃めあにかなりハマりました。

 

ファンアートを投稿してみたり、歌枠や歌ってみたをチェックしたり、星街すいせい、MZM、AZKi、エルぽき、朝ノ瑠璃等、他のVTuberさんも出演するような3Dモデルを使ったライブなどを定期的に見たりしました。

 

これが僕の星乃めあに出会ってハマるまでの経緯です。

3.星乃めあ1stアルバム「START!!」

星乃めあの活動を追って行く中で、かなり大きな出来事として1stアルバム「START!!」このアルバムは、諸事情で一度サブスク等が無くなりましたが、現在は再び色んな音楽サイトで配信されているので、一度聴いてみていただけたらと思います。

 

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まず初めに言いたいのは、「どの曲も本当に良い!!!名盤すぎる!!!」です。

作曲陣についても、色々と言いたいことはありますが、一番大きいのはSCRAMBLESという松隈ケンタさん率いる音楽クリエイターチームからの楽曲提供を受けていることです。

 

このチームは、星乃めあも大好きなBiSHの楽曲を全面的にプロデュースしているチームです。その方々が作ったオリジナル楽曲を星乃めあが歌っているという事実に僕はめちゃくちゃ驚きました。

様々なクリエイターの方に協力していただきながら、生み出された星乃めあ自身の一つの大きな転換点となるアルバムとなっておりますので、上のクロスフェード動画を流してみて、良かったと思う曲は聴いてほしいなと思います。

4.星乃めあの終わり、そしてMaiRの始まり

色々なオリジナル曲やアルバム、ライブ出演、歌ってみた動画の投稿などなど音楽活動を中心に精力的に活動してきました星乃めあですが、まだまだ止まりません。2021年2月28日、VSinger星乃めあにとっての大きな転換点が訪れます。それが、新3Dお披露目のライブです。

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このライブは単なる新3Dのお披露目の場ではありませんでした。

このライブの途中で、星乃めあは、新曲披露を行います。それが、「Shout My Life/MaiR」です。URLの概要欄のクリエイター陣を見ると、LiSAさんによく楽曲提供しているQ-MHzを中心にかなり豪華な布陣となっております。

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ここで、皆さんは疑問に思ったかもしれません。「ん、MaiRって何だ?」と。

この曲の披露後、星乃めあは、名義をMaiRへと変更し、そして今まで春原つくし、ふくぶちょー共々やってきた夢見坂学園は、ALIVE MUSIXへと名前を変更すること、より一層音楽活動に力を入れた活動を行うことを発表します。

 

この決断は星乃めあというVSingerを作る上で、とても大きなものだと思います。MaiRという名義は今までよりもVTuberらしさのようなものが失われてしまいますし、MaiRという英語表記の文字列だとエゴサも難しい、既存ファンが離れて行く可能性もあります。

 

しかし、そういうリスクを冒してでもVSingerとして、もっと有名になりたいという星乃めあや周囲のクリエイター陣の強い思いを僕は感じました。

 

(これは余談ですが、MaiRという小文字大文字の英字の名義は尊敬するLiSAさんやBiSHさんを意識したものかなと勝手に妄想していますw)

 

5.MaiR 1stアルバム 「paint the STAR」

そして、星乃めあからMaiRに名義を変更をして活動を開始してから、1stアルバムを制作します。これは様々な音楽サイトで配信されているので、曲を一度聴いてほしいです。

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このアルバムについても、言いたいことは色々とありますが、まず「どの曲も本当に良い!!!名盤すぎる!!!」ということは先に言っておきます。

そして、僕がこのアルバムで一番驚いたのは「ナミダアステリズム」という楽曲です。

この楽曲は、鬼滅の刃OP「紅蓮華/LiSA」の作曲も手がけている草野華余子さんというとてもすごい方からの楽曲提供となっております。

 

この文字列を見た瞬間に、「MaiR、でっかくなったな…」と素直に思いました。

まるで我が子がどんどん成長して子離れにしていくような、嬉しいような寂しいようなそんな感覚になりました(20代の若造が何を言っているんだという話ですがw)

6.MaiR 2ndワンマンライブ 「SUPERB!!!」

そして、先ほど紹介したMaiR 1stアルバムを引っさげてのリアルライブが行われました。

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僕は忙しくてこの時期あまりVTuberを見れてなくて、正直、このライブの存在を知らなかったわけですが、ダイジェストで見ても伝わってくるくらいアーティスト「MaiR」が詰まっているなと感じました。

 

基本的に、方向性としては「めっちゃLiSAさんっぽいなw」とも思いましたが、それだけじゃない、これまで関わってきた数々のVTuberやクリエイターの協力を得て、そしてその方々からの刺激を受けて、楽しいことも辛いこともたくさん乗り越えて、今この瞬間のMaiRにしかできないライブを作り上げているというのを非常に強く感じました。

 

 

7.最後に

僕は約3年ほど、少し遠くから星乃めあ(MaiR)という存在を見てきましたが、その中で感じたもの、考えたことをこのブログに詰め込みました。他にも本当は、色々と書きたいことはたくさんありますが、今回はこれくらいにしたいなと思います。

 

そして、これまでVSingerとして、様々な活動をしてきた星乃めあ(MaiR)の4th Anniversary LiveがYouTubeで行われていることが決定しております。こちら、なんと全編無料で、MaiRのライブをYouTubeで見ることができます。めちゃくちゃ、お得ですw

 

「この情勢の中、あまり遠くには行きたくないな」とか「オンラインでお金を払うのはちょっとな…」という人でも気軽に見れるものになっています。時間のある方は、垂れ流すだけでもいいので、是非とも見てほしいです。

 

そして、シンガーとしてのMaiRから何かを得るものが一つでもあれば、一ファンとしてはこれほど嬉しいことはありません。

 

MaiRの4周年ライブ、既存ファンも新規ファンもみんな含めて楽しく盛り上がれたらなと思います。よろしくお願いします!

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VTuberから少し離れていた僕が再びVTuberにハマりかけている話

数年前、正確には覚えていないが2018年の後半くらいだったと思う。僕の周りでは、VTuberというものが流行っていて、月ノ美兎や名取さなの話をみんなしていたような気がする。別にVTuberというものに嫌悪感を抱いていたわけではないが、僕は当時アニメや声優さんにハマっていたし、「まぁ、いうてそこまで面白くないだろう」と思って見ていなかった。

 

しかし、ふとした瞬間に月ノ美兎という存在を見てその魅力に圧倒された。企画力の高さ、雑談の面白さ、エピソードのトークの強さ、ヨーロッパ企画等のゲーム企画の面白さ。そこから、VTuberというものにどハマりした僕はYouTubeの切り抜きや色々な企画、YouTube広告を通して、様々なVTuberを見てきた。

月ノ美兎、樋口楓、卯月コウ、文野環、おめシス、ぽこピー、AZKi、星乃めあ(MaiR)、朝ノ瑠璃、星街すいせい、歌衣メイカ、天開司、郡道美玲、大空家、犬山たまき、千代家ぷりり、DWU…他にも見てきた人はたくさんいる。

 

企業勢から、個人勢、雑談主体の人から歌主体の人まで、登録者数万から数十万の人の配信や動画、ライブを見てきた。

 

大学生で時間があり余っていた僕にとって、無料で手軽に面白いものやクオリティの高いものを簡単に摂取できるという点でVTuberは本当に魅力的だった。
一時期は、登録者数数万人だった個人勢の方、特に星乃めあ(MaiR)さんを応援しようと思って、アカウントを作って、ファンアートも描いていた時期もあった。


しかし、自分のリアルの生活、就活や修論、仕事などで疲れてしまっていた僕は、無限に供給されるVTuberの配信を摂取する元気もなく、自然とVTuberを見る時間が減っていった。その間も、面白そうだなと思うものは摂取していたが、ピーナッツくんやぽんぽこがゆるキャラグランプリで優勝したり、ヒップホップ界隈で話題になったり、ホロライブに加入した星街すいせいがライブを通して激伸びしてたり、今までイノナカで必死にもがいていたAZKiがホロライブの伸びと同時に登録者数が増え、色んな人に見てもらえるようになったり、星乃めあ(MaiR)がアルバムを出して鬼滅の曲作ってるくらい著名な作曲家さんに楽曲提供から受けたり、朝ノ瑠璃が様々なゲームやアニメで声優をしたりしているのを眺めながら、ふと「僕が何かしなくても、このVTuberたちは自分たちでやっていけるな」とそう思った。

 

 

僕がいなくても、この人たちは運営さんや周りのVTuberと助け合いながら、色々なことを自分で選んで進んでいけるだろう…と。そして、今までVTuberさんにもらったものを糧に僕は僕で自分の人生を歩んでいこうと…

 

 

そうやって、Vから少し離れていた僕だったが、この3連休特にやることもなかった僕は、ふとした瞬間に自分のVTuber応援アカウントを見返した。そこには、自分が今までVTuberを見て楽しんできたものが詰まっていた。その中で思ったのは、「大学生で無限に時間があって、色んな配信を見てきたあの頃に戻りたいな」ということだった。そして、ちょうどその人はブイアワというVTuberのオンラインのライブイベントがやっていた。僕は、チケットを買っていなかった僕はそれを見ることはできなかったが、とりあえず今まで僕が好きだったVTuberの動画や配信を見たくて、僕は朝ノ瑠璃さんの配信を開いた。

 

 

【初見歓迎/雑談】ブイアワロスに陥った女【#朝ノ瑠璃 】 https://youtu.be/_sMemxN5pgI @YouTubeより 

 

具体的にはブイアワの話が中心ではあったが、「中堅どころのVTuberは本当に凄い人がいる。それなのに、登録者数が少ない人がめちゃくちゃ多い。もっと伸びてほしい。新しく始める人はもっと大変。事務所という壁でコラボがしにくくなっているが、もっと楽しくできた2018年に戻りたい。」というような話をしていたと思う。僕は「朝ノ瑠璃というVTuberはずっと上を見て走り続けていくのだろう」とばかり思っていたので、今でもそこまでVTuberというものに思い入れがあることに驚きを感じた。そして、「エルセのライブも本当に凄いから是非見て欲しい」とも言っており、僕はエルセのライブをリアルタイムで見た。

 


Else 2nd ONE-MAN LIVE「STAND ALONE」-ほんのひと時の、私の、心の旅- https://youtu.be/sSR7u9sEgno @YouTubeより 

 

 

エルセのライブを見たのはおそらく深海フェス以来だった。そこには、いつも通り、クオリティの高い世界観、映像の中で、必死に歌を届けるVTuberがいた。

 

 


YouTubeVTuberというレッドオーシャンで、ひたすらにもがき悩みながら前に進もうとして、何年もVTuberとして活動してきた軌跡がそのライブには詰まっていた。同接1000人突破で泣きそうになっているエルセを見て、僕自身も何だか泣きそうになってしまった。同接1000人は普段VTuberを見てる人間にとって、小さい数字に見えるかもしれないが、彼女にとってはとても意味のある数字なのだということを肌で感じた。

 

 

VTuberという業界は荒れ狂う嵐のように激しくて、僕の知らないところで色々な存在が生まれては消えていき、色んなことが変わっていって、今僕たちに様々なエンタメを提供しているVTuberはみんなそういうものに何とか耐えながら進み続けているのだと思う。

 

 

僕はそれを黙って見ていることしかできないが、そうやって必死に頑張って、僕たちに面白いものを提供しようとしている人たちに感謝を伝えたい。そして、自分の生活と相談しつつ、微力ながら少しでも応援していけたらいいなと今はそう思う。